【四條畷】四條畷市に3ヶ所指定されてる式内社(しきないしゃ)の有名どころのひとつ御机(みつくえ)神社。一歩踏み入れば、かなり立派な光景が!
大阪府四条畷市南野6-12-1に御机神社は所在してます。
『豊作祈願 わが町に三つあり 式内社』
920年に成る延喜式に載る古社が、南北2000メートルに岡山の津鉾(忍陵)神社・清滝の国中神社・南野の御机神社と3つある。水稲耕作の先人たちが、豊作を祈った。
しかしいつも、ハイキングコース途中で入り口は見かけてはいたんですが、来てみるとかなり立派で驚きました。
御机神社 由緒
御祭神 素盞嗚尊
当社は延喜式神名帳(905~927年)に載る古社で、起源は、奈良朝時代に鎮座されていたものと推察される。永禄3年(1560)、三好長慶が飯盛山に居城した頃には飯盛城鎮護の神として崇敬も厚かった。御机神社古案内文には、「…古くは現在地の東方字宮地に有ったが、文禄年間(1592~1596)に字城の堂山に移し更に元禄13年(1700年)この地に移転したものである」と記されている。現在の社殿は明治14年に建てかえられたものである。
◎御机神社拝殿。[祭神:須佐男命(素盞嗚尊)]
近辺の住吉平田住吉神社の狛犬が、ここの御机神社のコピーであるという説を聞いたことがあります。
もちろん歴史的に古い御机神社の方が年期入っておりますが…狛犬の好きな方はこの話が通じるとか(笑)。
彫り物も素晴らしい!作品要素としても見ごたえあります。
◎神明社[祭神:天照大神(あまてらすおおみかみ)]と稲田社[祭神:稲田姫命(クシイナダヒメ)]
覆屋横の記念碑には『滝用水の水株解消を記念して、滝地車(ダンジノ)を解体し神明社・稲田社の覆屋に改め造り、永く保存せんとす。平成13年夏』とあり、覆屋の屋根にはかつて地車のそれが転用され、地車を飾った龍の彫り物が軒下に飾られているとのこと。
フム♪彫り物の雰囲気に圧巻されますね。
◎藤木社[祭神:玉津弁財天]
◎境内末社の水神社[祭神:水波能売神(ミズハノメ)]
御机神社の祭日は、夏祭7月14日 ・ 秋祭10月17日だとか。
ちょうど7月中日付近立ち寄れば、
夏越の大祓、茅の輪神事の準備がされておりました。
またなにやら雰囲気が違って見え感動を覚えました。
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(亮)