【大東】今は、ハイキングコース。昔の竜間に通ずる道。たどり歩き寺川新池など立ち寄ってきました。
以前、野崎3丁目にあるこの道標は車などなかった頃の龍間と繋ぐ標(しるし)だったと記事紹介させて頂きました。今回は実際ここから、今はハイキングコースとなる道をたどり歩いてみました。
通路一つずれ福祉施設の和光苑と配水場の間に急な階段があり、そこを上ると堂山古墳群史跡前に繋がる道があります。
ひたすら登り坂ぁ~登り坂ぁ~と同じような景色をたどります。メンタルの強い方には、お勧めでございます。
そして!あれッ?ガードレールあるってことは車も…と、思われた方。
進入しても竜間の方からでないと入れないので、登りに利用できることはまず!無理です。
道中にイノシシの罠に注意!という看板も多々ありました。
イノシシがもし字を読めたなら…って考えたら噴出しそうになります。
そんなことがあれやこれやと浮かんできて、一人ぼっちの極地をオモロく感じさせられてしまう、そんな一人で歩いて行くにはとても寂しい道です。
案の定、道中誰とも遭遇しませんでした。
この日は曇り空。最初の道のり、ふりかえれば街が見えますが、後は同じような景色オンリーでございます。
街も曇って見えました。
ちょうど寺川新池のポイントを通りかかれば、かわいらしい稲荷社があります。
意味合いは、わかりません。「小菅燈前…」と書かれてるような、わかるのは当初この道を生活路に使っていた時代の道しるべかなにか、ということだけです。
せっかくなので寺川新池に、立ち寄ってみました。
これから、まだまだあの道を登ってくのかぁ~って思いながら。
石碑の「新池大改修」の文字がに目に入りました。うっすらと「石垣積直」「刃金土打替」「余水吐新設」とかかれてるようです。
改修だけに施工の仕方なんでしょうね…きっと。
しばらく登っていくと、左に山道に入って竜間に出るコースと、このままコンクリートの登り坂をエンドレスに登ってくコースがあります。
どちらにも共通するのは登りのみです。
僕のエピソードとして、コンクリート道を登りきり、ヘトヘトの帰り時に何も知らずこの山道が寺川新池に通ずるのでは!と勝手に推測して、たどればもう一回竜間に戻るというとんでもない事態と遭遇してしまいました。
皆さんにこのような事態が起こらぬ事を祈ります。
竜間に着けば、なにやら味のある建造物。石の棒がつっかえ棒の補強財として利用されております。
しかし!石の補強に耐え切れず建造物が歪(ゆが)んでるやん…って、思ったの僕だけでしょうか。
この竜間に繋がる道をたどれば、この建物も見えてくると思います。坂道の好きな方にお勧めかと。
そして、後で調べるとこの建造物…地車庫だったとか。近寄って覗いて見ればよかったと後悔。ある意味掘り出し物だけに彫り物が見れたかも…なんです。
寺川新池の位置はこの辺です。
(亮)