四条畷市の歴史的名所に桜が咲き誇っています。
小楠公御墓所(しょうなんこうごぼしょ)は、四条畷市にある南北朝時代の武将、楠木正行の墓所です。
墓所のある場所は、楠木正行が1348年『四條畷の戦い』で戦死した地であります。正行の父・楠木正成が「大楠公」(だいなんこう)として神格化されたのに伴い、遺志を継ぎ命を落とした長男・正行も「小楠公」(しょうなんこう)として崇められるようになりました。この墓所が、後に四條畷神社の創建や府立中学校設立に関わってきます。
墓所の入り口には、右手に「忠」、左手に「孝」を刻んだ石柱があり、敷地内には、「楠公父子訣別之所」と記された墓石、「贈従三位楠正行朝臣之墓」と記された碑と、樹齢600年の楠の巨木があります。
その中で、彩を付ける様に桜が綺麗に咲いています。
(きるーいん)