【大東市】特定外来生物クビアカツヤカミキリの被害が大東市内で確認されました。見つけた時の対策は?人体への害は?
2023年6月頃に特定外来生物クビアカツヤカミキリのお話をしたのを覚えておられますか?

※大東市秘書広報課広報広聴グループより提供
「クビアカツヤカミキリ」は、2015年に大阪南部で確認され、大東市でも2021年7月に住宅地で確認されましたがこの時はまだ被害は確認されていませんでした。
「クビアカツヤカミキリ」は、成虫は6月~8月に活動し2センチ~4センチくらいの大きさで、体全体が黒く光沢があり、頭部の下が赤く突起があります。
人体には害のない昆虫のようですが、樹木の幹や枝の樹皮の割れ目などに1個体あたり約300個もの卵を産むそうです。
そして卵からかえった幼虫が樹木の内部を食い荒らしてしまうようです。
主にバラ科の樹木、サクラ…

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モモ…

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ウメなどに産卵するようです。

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幼虫が寄生する樹木からは、うどん状のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が大量に排出されて、樹幹や地面に堆積するという特徴があるようで、幼虫による食害が進んでしまうと、樹木が枯死・落枝・倒木などの被害が発生するようです。
そして、とうとう大東市でも市内の公園で初めて被害が確認されてしまったようです。
人体に害はないですが、樹木を枯らさないためにも…そして「特定外来生物」なので生態系に悪影響を及ぼす可能性があるので発見した方は、その場で踏みつぶすなどの方法で駆除してください。※生きたまま持ち運ぶことは違法です。ご注意下さい。
また、被害地域や状況を把握する必要があるので、発見した方は大東市役所環境室または大阪府にご連絡をお願いします。
※詳しくは大東市役所ホームページ「クビアカツヤカミキリ(特定外来生物)について」にてご確認下さい。