【四條畷】5・7・5で日々の生活を見直してみませんか? 第8回男女川柳大募集☆ 〝男女参画〟について考える好機になるのでは!?と大注目!!
今年も四條畷市では、男女共同参画をテーマにした川柳を募集することとなった☆
全国の地方自治体で盛んに行われている男女共同参画であるが、四條畷市でも男女共同参画社会への理解を広げる取り組みの一環として、積極的に川柳を取り入れている。
今回で8回めを迎えるわけだが、
なんと!もう募集は始まっているのだ!!!
逸(はや)るお気持ちはわかりますが、詳細をお知らせさせていただく前に、少しお付き合いを願いたい。
よく俳句と間違われる川柳であるが、せっかくなので、川柳と俳句の違い簡単に書かせていただく。
〔俳句〕
小林一茶
〔川柳〕
作者不詳
この二つの句の違いがお分かりであろうか?
俳句も川柳も、五・七・五の17音で詠むのには変わりはないのだが、一番の違いは風景などの捉え方にあるのだ。
俳句の場合は、作者が目にした面白い風景、この場合だと、道を尋ねた旅人に対して、引き抜いたばかりの大根で道を教える奇妙な光景。そのことをたまたま見てしまった感動を作品にしていることがわかる。
一方川柳のほうは、目にした風景ではなく、作者自身が体験したこと、つまり道を尋ねた際に、引き抜いたばかりの泥のついた大根で道を教えられたことの驚き!その出来事を詠んでいることがよく伝わってくる作品となっている。
特に、「ひん抜いた」という表現(相手の行動)が粗野な教え方をイメージさせ、面白い情景が浮かんでくるではないか。
このように、客観的に物事を捉えるのか、実体験としてそのことを詠むのかでは同じ光景でも作品に変化が生まれ、それぞれの味を醸し出している。
よく季語が入るか否かが俳句と川柳の違いと言われるが、近年では季語の入らない俳句も詠まれているので、区別をつける理由としては弱いものとなってきているであろう。
とは言うものの、やはり俳句には季語や切れ字が入ったほうが良いと思うし、少し敷居が高いのではと思われる方も多いかもしれない。
そのてん川柳は現代の言葉を使い、自分の思うがままに詠むことができるのである。
その一例として、前回(第7回)の入賞作品をご紹介させていただく。
◇『 マネージャー 女と決めてた ぼくがいた 』
(小・中学生の部)
◇『 思いやり 男女の間に 垣根なし 』
(一般の部)
どうであろうか!この自由な発想!!
これこそがまさに、川柳の醍醐味なのである!!
では、詳細を記載させていただくので、皆さまドシドシ!ご応募してくださいませ♪
〔応募資格〕
◎小・中学生の部=市内の小・中学生
◎一般の部=市内在住・在勤の方
〔応募方法〕
郵送・FAX・メール・直接持参
※未発表の作品に限る
〔応募先〕
◎郵送・持参
〒575−8501
四條畷市中野本町1−1四條畷市人権政策課
◎FAX
072−879−5955
◎メール
jinken@city.shijonawate.lg.jp
※作品には、郵便番号・住所・名前・年齢・電話番号を明記してください。
〔入賞〕
最優秀賞・優秀賞=小・中学生の部、一般の部 各1点
佳作=小・中学生の部、一般の部 各2点
※入賞者のみ通知します!
〔作品の展示〕
市役所・グリーンホール田原・総合センターで、2016年3月1日(火)〜 3月31日(木)まで展示をし、市広報誌・ホームページにも掲載される。
また、3月19日(土)に開催予定の男女共同参画都市宣言5周年記念イベントにて表彰式を行います。
〔問い合わせ〕
四條畷市役所 人権政策課
072−877−2121(内線 346・348)
〔締め切り〕
2016年2月5日(金)
お早めのご応募を!!
いつもならば『本日の和歌』と題して短歌を一首詠ませていただき、記事を締めくくることにしているのだが、今回はせっかくなので川柳を詠んでペンを置かせていただく。
『 我が母は 男子便所へ 参画す 』(俳句みたいになってしまったが・笑)
ではまた (^O^)/