【大東】龍間探索!歴史エリアへと広がるポイント。称迎寺(しょうこうじ)にあったと考えられる一石二段六地蔵菩薩立像[市指定文化財・第5号]、この先を進めば龍間寺跡そして龍間神社の道へと繋がります。

大東市に伝わる龍伝説(龍尾寺・龍光寺・龍間寺跡)を探索しに。

今回は龍間寺跡を探して迷いうろうろしていると、いろいろなものを見かけて遭遇しました。

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この集会所を見かければすぐ向かいに、なにやらなにやら地蔵尊があります。
真ん中にあるのが、一石二段六地蔵菩薩立像と呼ばれるものらしいです。
読んで字の如く。

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 永禄十年(1567)二月二十三日の六斎日に六斎念仏の講衆たちが、自身をふくめた世の人々の供養のために建立したもの。
 六斎念仏というのは六斎日つまり毎月8・14・15・23・29・30の6日は仏教では生きものを殺したり、悪いことしてはならないとされているので、この日に踊り念仏を行うことをいうのである。中世の頃になると、この日にはかねや太鼓をたたいて、念仏を唱えながら踊ることがはやり、こうすることによって、人々は来世を祈った。上に大念仏宗称迎寺(しょうこうじ)があったので、その寺のものであろう。市指定文化財。

なお、称迎寺(しょうこうじ)は、近年まで一石六地蔵のある右側の道を登り、右に折れて石段を登ったところにあったが、本堂の老朽と地盤崩壊の危険にさらされたため、平成6年に阪奈道路を隔てた反対側(北側)に新築された。また十三仏も移転された。

大東のふるさとカルタウォークより。

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市指定文化財=第五号= 一石二段六地蔵菩薩立像

 当地蔵は、幅八十六センチ・高さ百四十八センチの舟型石に、平均身丈四十六センチ大の地蔵尊が六体半肉彫されている。別石の六地蔵はよく見かけるが、一石六地蔵は稀である。北河内では二基を見出すに過ぎない。
 六道のどこにいても救いの手をさしのべてくれるのが六地蔵である。当地蔵の場合、上段右より施無畏印を結ぶ地蔵が餓鬼道、中の宝珠を持つ人間道、左は幡を持つ畜生道、下段右より錫杖を持つ地獄道、中は合掌の阿修羅道、左は香炉を抱いた天上道を示している。なお、正面には、「永禄十年丁卯二月二十三日」「奉造立六地蔵 六斉念佛之供養一結衆五十五人敬白」とある。このことから、永禄十(1567)年二月二十三日の六斉日に、六斉念佛の講衆五十五人が自分達と先祖の供養のために建立したものであろう。

昭和五十八年
大東市教育委員会

そしてここより先すぐの曲がり角、住宅の合間を左に入っていくと龍間寺跡。
曲がらず突き進めば100m先に龍間神社にたどり着きます。
この、一石六地蔵と言う物もかなり珍しいものなので、こちらをご覧になって探索すると良いかもしれないですね。

 

(亮)

nami

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