【大東】灰塚の細道を迷い歩けば⑥〜同じ所で名前が二つ。素盞鳴(すさのお)神社・産土(うぶすな)神社どちらの名称でも通じる神社があります。
どちらの名称でも通じる 素盞鳴(すさのお)神社・産土(うぶすな)神社は大東市灰塚3丁目7-13に鎮座する。
◎素盞鳴(すさのお)神社の掲示板より
☆素盞鳴(すさのお)神社
寛永3年(1626)今から388年前には、既に素盞鳴神社境内地1畝6歩(119.008264 m2)を検地の上。租税を免除された記録がある。
神社の境内の裏側石垣より観察すると、今から336年以前に、現在の境内に小さな社が建てられた。この神社は、村の中心位置をしめ、産土(うぶすな)神社とも称され祭神は、もとより素盞鳴命である。
宮座に関する記録は、天保年間に佐右衛門組と久右衛門組に分れ宮座持ちとして1段16歩(1 044.6281㎡)の田畑を所持した。弓座と客座として射的式を行っていたが、最近は射的式もなく弓もない。しかし毎年2月7日には餅撒き式が行われている。
郷土歴史研究家の、神社調査によると、享保期以前(今から約238年前)より、文化、文政の時代に、社殿の建造・燈籠・狛犬の寄進が行われた。現在の社殿は、その当時建立されたものと思われる。
・社殿左右の御神灯(角の石燈籠)…文化8年9月建立(今から203年前)
・狛犬(こまいぬ)
旧 文政3年9月19日建立(今から194年前)
新 昭和58年正月吉日建立(今から31年前)
・鳥居左右の御神灯(角の石燈籠)…天保4年9月吉日建立(今から181年前)
・木の大鳥居、石燈籠 大地震で倒壊…安政元年11月4日 安政2年10月2日(今から159年前)2回の大地震がある。
・社殿前左右の御神灯(小燈籠)明治40年8月建立(今から107年前)
・石の大鳥居…明治15年6月12日大阪府知事建立許可、大正7年2月7日建立
・石造りの御手洗い…天明6年9月吉日(1786年)今から228年前奉納
境内の裏半分の石垣を見ると黒く丸みをおびた石で、無造作に積み重ねてあり、この石は当時の人が、旧大和川から集めて、積み上げられたものと推定される。(前の半分は、後年積み増したものと考えられる。)
(亮)
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