【大東】市指定文化財 第七号に認定されており歴史物が満載。諸福天満宮。
大東市諸福1-7-13に諸福天満宮は所在しております。
市指定文化財 第七号
諸福天満宮本殿
寺社の創建年代は、何れも年代不詳往古より、と記されるのを通例とする。
こうした中で当社は、創建年代が明白な市唯一の神社である。
記録には「寛永廿歴奉勧請當社天神安全地下繁昌 九月吉詳日」とある。
文意は、寛永二十年(1644)九月、この地に天満宮を勧請し奉る。
神徳により村安全五穀豊穣、生業は累々繁昌するであろうと解される。
この時に本殿がつくられたものであろう。
当殿は。江戸初期の桧皮葺の流造りであるが、保存状態もよく、色彩も華麗である。
円柱・破風・斗拱木鼻等にみられる彫刻は、江戸初期の様式のおもかげを残している。
昭和五十八年七月(平成十二年度改) 大東市教育委員会
と、書かれてある。
◎諸福天満宮改称記念碑
もとは産土神社と呼ばれていたが明治五年(1872)菅原神社と改められたが 平成の修復で、菅原神社と書かれていた額の板をめくると、天満宮の文字が現れた。 また宝暦二年(1752)十二月の作成になる菅原道真画像の掛軸を入れた箱の表にも 「天満宮肖像自往古有来東治左衛門實勝」の銘があることなどから、 平成十一年(1999)一月一日をもって菅原神社から諸福天満宮に改称した。
(大東我が街)より。
本宮正面左に「歯神社」と呼ばれてるものがあり、歯痛によく効くといわれている。
右の燈籠は、天満宮拝殿前燈籠より少し小型の元禄三年の燈籠 と左は手水鉢で、大坂の大国町の銘があったような。隣接の勝福寺はこの神社の宮寺であったといわれているそうです。
(亮)