【大東市寺川】おかげ燈籠の斬新なデザインが面白い大谷神社、さらに可愛らしい三明神鳥居の稲荷神社も一緒に参拝。
大谷神社は阪奈道路を少しのぼり入った所、寺川に鎮座しております。
大東市のおかげ燈籠は七ヶ所ある。おかげ燈籠とは伊勢皇太神宮への献灯を意味する。江戸期には神仏詣でが民衆の間に浸透し中でも盛大なのがお伊勢参りがあり、沿道の人々の施しをうけて参拝したのでおかげ参りと呼ばれている。伊勢参りは60年周期に起こったとされるが文政十三年(1830)の場合は、おかげ参りと共に河内大和一帯ではおかげ踊りと呼ばれ、阿波踊りに似た民衆の乱舞があった。枚方に始まり当地に及び大和に波及し、北河内に環流する。この乱舞、流行の鎮まりを見た天保二年(1831)当村の村政指導者たちは安堵し、村中安全を祈念して、この石燈籠を建立した。当市のおかげ燈籠七基のうち五基までは、文政十三年のおかげ踊りを契機に造られた。
こちらの燈籠はもともと東高野街道沿い(四條畷中学校付近)にあったものらしいのです。
大東市に7か所存在してるようですが、このように移動して設置してるものもあるようです。
(亮)