寺川の本覺山法妙寺に、「曽根崎心中」でお馴染み人形浄瑠璃・歌舞伎作者近松門左衛門の供養墓があるのを知ってましたか?
大東市寺川にある法妙寺に立ち寄ってみました。
門をくぐり入ってすぐ左手に、人形浄瑠璃「曽根崎心中」などで知られる。近松門左衛門の供養墓があります。
じつは、こちらは本墓ではないのですが同じデザインものが置かれております。
その理由は!
法妙寺(山号は本覚山)は近松寺とも通称し、寺伝によると1562年(永禄5年)の創建と伝わる寺院で、元は大阪城東辺にあったが、大阪夏・冬の陣後の復興整理のため、谷町筋8丁目寺町(現中央区谷町8丁目)に移転させられ、1967年(昭和42年)谷町筋の拡張のため、現在地に移転するまで在った。 お寺の方のお話では、谷町に在った法妙寺は近松門左衛門の妻の実家が檀家だった関係で、近松門左衛門の墓が建てられていた。移転に際して、この墓も移転すれば、国史跡の指定が解除になるので、大阪市の要請もあり移転で出来なかったようです。
◎大阪再発見!より
その他・各地にも、近松門左衛門の墓は存在するそうだが、国指定史跡で認められてるのは上記に同じ。大阪市中央区谷町8丁目にある墓と、尼崎の広済寺に安置されてる墓のふたつが認められている墓らしい。
後せっかく来たので、境内も散策してみました。
ぐるっと裏に回れば、まだ道があったので行ってみました。
塔に刻まれた四方の文字。
法妙寺の場所はこちら。大東市寺川4-8-1
(亮)