【大東】DIC無料シネマ☆ 〜マジメって、面白い。〜 『舟を編む』上映会情報!!

毎回素晴らしい作品を届けて下さる『DICシネマ』。

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2016年度最初の作品は、2013年公開の『舟を編む』。

「玄武書房」に勤める変人編集部員・馬締光也が、新しく刊行する辞書『大渡海』の編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられ、個性豊かな編集者たちが辞書の世界に没頭していく姿を描いた作品だ。

「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という意味でこの書名が付いている。原作者である三浦しをんは、執筆にあたって岩波書店および小学館の辞書編集部の取材も行なっている。

女性ファッション雑誌『CLASSY.』に2009年11月号から2011年7月号にかけて連載され、2011年9月16日に単行本が刊行された。2012年、本屋大賞を受賞。

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【あらすじ】

出版社・玄武書房では中型国語辞典『大渡海』の刊行計画を進めていた。営業部員の馬締光也は、定年を間近に控えて後継者を探していた辞書編集部のベテラン編集者・荒木に引き抜かれ、辞書編集部に異動することになる。社内で「金食い虫」と呼ばれる辞書編集部であったが、馬締は言葉への強い執着心と持ち前の粘り強さを生かして、辞書編集者として才能を発揮してゆく。

 

【登場人物】

馬締 光也(まじめ みつや)玄武書房辞書編集部員。27歳。大学院言語学を専攻したのち入社して3年目。入社当初は第一営業部に配属されるが、対人コミュニケーション能力の低さから厄介者扱いを受けていた。しかし言語学専攻のキャリアと言語感覚の鋭敏さを荒木に認められて辞書編集部にヘッドハンティングされ、辞書作りに没頭していく。「早雲荘」という下宿に学生時代から住み続けており、下宿をまるまる自らの蔵書で埋め尽くしている。皮肉が通じず他人の言うことを額面通りに受け取るなど、アスペルガー症候群の特性とみられるような言動をとることがある。13年後は主任に昇進し、『大渡海』編集を取り仕切る責任者となっている。ちなみに「馬締」姓は実在する苗字であり、全国に10世帯ほど存する。作中では「両親は和歌山県出身」と語っている。

林 香具矢(はやし かぐや)馬締が暮らす下宿「早雲荘」の大家の孫娘で、板前見習い。板前の修行のためにかつて交際相手と別れた経験を持つ。馬締のよき理解者であり、その後結婚する。13年後は自らの小料理屋を開店している。

荒木 公平(あらき こうへい)玄武書房辞書編集部のベテラン編集者。入社以来辞書編集一筋であり、その能力は監修担当の松本から高く評価されている。定年退職後は嘱託として『大渡海』編集部に携わっている。

西岡 正志(にしおか まさし)玄武書房辞書編集部員。27歳。入社5年目。当初は言葉や辞書に対する関心は低かったが、馬締の影響を受け次第に辞書作りに愛着を持ち始める。しかしその矢先、宣伝広告部に異動となる。大学時代からの腐れ縁である麗美とはカラダだけの関係を続けていたが、のちに結婚する。映画版では職場恋愛という設定に変更されている。軽薄でチャラい現代風の若者であるが、社交的で対人折衝能力が非常に高く、馬締とは違った方向性で有能な人材である。13年後も宣伝広告部に在籍しており、四人の子宝に恵まれ子煩悩なパパとなっている。『大渡海』のプロモーションで活躍を見せる。

佐々木 薫(ささき かおる)玄武書房辞書編集部の契約社員。辞書編集部の事務作業を一手に引き受ける中年女性。黙々と着実に仕事をこなす。

タケ 馬締の暮らす下宿「早雲荘」の大家であるおばあさん。香具矢の祖母。トラさんという猫を飼っている。13年後は既に故人となっており、「早雲荘」は当時馬締と結婚した香具矢が住居として譲り受けた。

岸辺 みどり(きしべ みどり)作中13年後に登場する玄武書房辞書編集部員。女性ファッション誌から配属されてきた、入社3年目の女性編集者。当初は馬締の独特のキャラクターに圧倒されるも、のちに辞書作りに情熱を持ち始めるようになる。

宮本 慎一郎(みやもと しんいちろう)あけぼの製紙の営業部員。『大渡海』にふさわしい辞書用紙の開発に心血を注ぐ。

三好 麗美(みよし れみ)西岡の交際相手。大学時代からの腐れ縁であったが、のちに結婚する。映画版では玄武書房の営業部に勤務する同僚で、西岡とは職場恋愛という設定となっている。

松本 朋佑 『大渡海』監修である老国語学者。荒木と共に様々な辞書の編集に携わり、荒木の能力を高く評価している。定年前に大学の教授職を辞し、辞書編集に人生を捧げてきた情熱家。しかし『大渡海』出版を見ることなく死去する。映画版では新語、俗語、流行語や誤用も収録しようと務めるなど、かなり先進的で気質の若い学者として描かれている。

【キャスト】

◇ 馬締光也:松田龍平

◇ 林香具矢:宮﨑あおい

◇ 西岡正志:オダギリジョー

◇ 岸辺みどり:黒木華

◇ タケ:渡辺美佐子

◇ 三好麗美:池脇千鶴

◇ 村越局長:鶴見辰吾

◇ 佐々木薫:伊佐山ひろ子

◇ 松本千恵:八千草薫

◇ 荒木公平:小林薫

◇ 松本朋佑:加藤剛

◇ 宮本慎一郎:宇野祥平

◇ 江川:森岡龍

◇ 戸川:又吉直樹

◇ 小林:斎藤嘉樹

◇ 編集者:波岡一喜

◇ ポスターの女優:麻生久美子

ほか

監督:石井裕也


〔日時〕

2016年 2月6日(土)10:00〜12:13
(9:30 開場)

〔場所〕
大東市立文化情報センター DIC21

〔定員〕

先着40人(要予約)
※ 未就学児はご遠慮ください。

〔費用〕
無料(要整理券)

〔申し込み・問い合わせ〕
アクロス
072−869−6505
開館時間 9:00〜22:00
休館日 第二木曜日

◎ 本日・1月5日(火)から
アクロスにて整理券配布開始!!!
※ お1人3枚まで!
※ 来館のみの受付!

いやぁ〜、映画って本当にいいものですね♪

ではまた(^O^)/

本日の和歌

『 舟を編む この名作を 大東で 観ゆらむ喜び 心も弾けて 』

澄川白舟

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