【大東】PM2.5の大阪府による常時監視は大東市役所屋上で観測されています。
春になると気候もよくなり
過ごしやすい日々が続くと同時に
花粉症に悩まされる方も少なくはないと思います。
その花粉症と同時期に厄介な物が
偏西風に乗ってやってきます。
それは黄砂とPM2.5ですよね
偏西風は2月~5月頃が要注意なんだそうです。
当日の地域ごとのPM2.5の飛散状況が分かるようです。
この観測は大東市役所の屋上でも実施されているようで
大東市役所で観測されたデーターも見る事ができます。
大阪府内では、現在、55地点でPM2.5をモニタリングしています。(リアルタイムで、1時間ごとの測定値を見られます)
本日のPM2.5データを一覧で見るには、このリンクをクリックしてください。
また、PM2.5が高濃度になると予測され注意喚起が必要な場合は
防災情報メールが配信されるシステムもあるそうです。
では参考までにPM2.5についてですが
まずはPM2.5とはどんなもの? 大きさは?
大気中には、汚染物質が混ざった、
小さな粒(つぶ)状の物質が浮遊しています。その中で、大きさが直径2.5μm(マイクロメートル)以下の、
微粒子状物質をPM2.5と言います。
直径では、
- 人髪(70μm)の約30分の1
- スギ花粉(30~40μm)の約10分の1以下
の大きさになります。
※生活に役立つ特選ニュースより
どんな症状が出るの?
PM2.5は粒子の大きさが、非常に小さな超微粒子なため、
肺の奥深くにまで入り込みやすいです。
PM2.5が肺の奥深くに入ってしまうと、ぜんそくや気管支炎などの
呼吸器疾患や、循環器系疾患などのリスクが増えます。
また、ぜんそくの方がいつもより症状が悪くなったり、
アトピー性皮膚炎の方のかゆみが増したりなど、
症状が悪化傾向にあるという報告があるようです。
特に、呼吸器系や循環器系に疾患をもつ方や、お子様、老人などは
影響を受けやすいと思われるので注意して下さいね。
PM2.5を一定量を吸い込んだ場合の人体に及ぼす
具体的な症状としては、以下のようなものがあります。
◆短期暴露によってすぐにあらわれる症状
- 喉の痛み
- 結膜炎症状(充血、かゆみ)
- 鼻炎症状(鼻水、くしゃみ)
- 咳
- においを原因とする気分の悪化
- 循環器疾患(狭心症など)、呼吸器疾患(喘息や肺気腫、慢性気管支炎など)が持病の人の症状の悪化等
→上記の症状については、一般的に大気の良化とともに消える症状です。
◆長期慢性暴露によって徐々にあらわれる症状
- 循環器疾患(狭心症など)、呼吸器疾患(喘息や肺気腫、慢性気管支炎など)の発症や悪化
- 肺がん発症リスクの増加等
環境省の発表では1日の平均値が35μg/m3以下であれば健康に影響はないとされているそうです。
1日の平均値が70μg/m3を超えると、人体に影響が現れる可能性が高いので注意が必要です。
大東市役所の屋上の観測データーも見られるので
参考にしてみて下さい。
(nami)