立春の日、野崎観音の梅を取材させていただいたのだが、あれから十日以上が経ったので、もう一度訪れることにした。

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その前に、今回は『野崎まいり公園』にも立ち寄ってみた。

地域の皆さんにとっては憩いの場でもあり、この日も楽しげな笑い声とともに、カラオケの歌声が聞こえてきた♪

皆さんがウキウキするのも当然であろう！

この空を見ていただきたい。

四季それぞれに空の様子は移り変わるものだが、『春空』というのは、水彩絵の具で塗ったかのような淡い水色が特徴である。

大空というキャンバスに、春の青と紅白の梅がどのような作品を描いてくれるのか！？

期待に胸も膨らむというものだ☆

奥へ進んで右手を見ると …

あった！梅の木だ！！

ん？そんなに咲いていないのかな？

更に近付くと、

春の空に白の梅。

一幅の日本画を観ているかのような、自然が生み出す芸術作品。

圧巻である。

公園内の建物を背景にしても、なかなかの名画ではないか。

ここから左の方へ目をやると、

見事に咲き誇る〝紅白〟の梅。

あまりの美しさに引き寄せられたのか？ はたまたポカポカの小春日和に誘われたのか？

ミツバチが一生懸命に、梅の蜜を集めていた。

こちらは白い梅。

白い梅の花言葉は『気品』。

「なるほど！」と、思わず納得の雰囲気が漂う。

では、続いて野崎観音へ。

階段を上りきった頃には、羽織っていた上着は手に持っていたほどの暖かさだ。

改めて空の美しさにも感動☆

前回寄せていただいたときには冷たそうに映った手水場の水も、心なしか春の小川のように感じられた。

 さて、梅たちはどうしているだろうか？

やはり水の中も心地よいのか、鯉が仲良く揃ってお出迎え♡

次の瞬間！立春のときよりも輝きを増した梅が、私の目に飛び込んできた！！

鯉たちも、のんびりと梅を愛でているようだ。

春を探しに野崎まいり公園、野崎観音と散策し、空・梅・ミツバチといった自然界からの使者たちによって、春の訪れを教えてもらった清らかな一日となった☆

そしてこの春の足音は、日を追うごとに高らかに鳴り響くことであろう♪

朝晩の寒暖の差が最も激しい時期ですので、お風邪など召されませんようにお気をつけてくださいませ。

ではまた (^O^)／

本日の和歌

「 一幅の　名画の如く　春空に　満開の梅　眩しく広がり 」

澄川白舟

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