【大東】大東市に3ヶ所ある菅原神社。そのうちの三箇菅原神社に立ち寄ってみました。
三箇菅原神社は、大東市三箇5-2-3所在しております。
『祭神は、天満大自在天神の称号を授与された菅原道真公である。大祭は十月十九日、二十日。 社地内には稲荷社が鎮座する。天神さんもお稲荷さんも、稲作を中心とする五穀豊穣の神である。
住道地区の氏神で、延宝七年(1679)「三箇村検知帳」には、「氏神天満宮」と記され、 境内地十八歩の年貢が免除されていた。
また江戸中期頃の当社は梁間五尺五寸、桁行一間二尺の社殿を持ち、 西の隣接地には曹洞宗宇治興聖寺末・水月院があった。 現在も墓石が残存し、江戸時代までの神仏習合の面影を残している。 社宝として神刀がまつられる。これは神威の高揚を願って、宝永年間の氏子たちが奉献したものである。 相州綱廣の銘あり。
往時の秋祭りには西の口、江の口南、江の口北、大箇、下野、押廻からの地車 計六台が引き出され社頭に並んだ。 この宮入の順番は十八日くじ引きで決められる。
また当地は十六世紀半ば頃飯盛城の支城・三箇城のあったところとされている。 城主三箇殿は永禄五年キリシタンとなりサンチョと称す。 この時以来三箇の名は異国文書に登場する。 城の位置については諸説あって断定し難い。
なお、水月院跡には「城ハ灰 埋は土となるものを何を此代に思ひ残さん」 の辞世句を残す墓石も見いだされる。
平成五年十二月 大東市教育委員会』
と、書かれてあります。
大東我が街参照。
三箇神社鳥居前に地車庫がありました。珍しい、6台格納タイプです。
稲荷神社の鳥居をこんなに通るのも稀にない感覚で少し感動を覚えます。
(亮)