MBS毎日放送のVOICEで放送された、大阪市の公立中学校完全給食化の課題を扱った内容で、大東市の給食で採用されている「スチームオーブン」が成功例として紹介されました。
5/26に放送されたMBSのVOICE(毎週月~金、PM6:15~)で大東市の給食システムが成功例として取り上げられました。
橋下大阪市長がおしすすめる公立中学校の完全給食化に伴う、その不満の現状を紹介した内容。
業者が作った給食を学校に運ぶデリバリー方式を採用しているのですが、給食が冷たいという問題があるそうです。
番組内容はこちら。(下記も)
一方、こうした問題に手を打っている自治体もあります。
「こちらの大東市の給食は、大阪市と同じデリバリー方式ですが、おかずをおいしく食べるある秘密があると言います」
大東市が導入したのは、「スチームオーブン」。
1台400万円で、各学校に2台ずつ配備しました。
給食はオーブンで75度まで再加熱され、湯気が出るほど温かい状態で提供されます。
さらに各クラスには、おかわり用のご飯が用意されているのです。
「じゃんけんぽん、あいこでしょ」
「やったー」特に部活動で体を動かす男子生徒にとっては、おかわりのじゃんけんはいつも真剣勝負。
(Q.たくさん食べる?)
「いつもたくさん食べます。外で野球やっています」
大東市は去年、全学年でお弁当から給食に切り替えましたが、評判は良いといいます。
「残菜は本校はほとんどないですね。特におかずは、まずないです。非常においしく楽しく、給食の時間は過ごしていると思います」
行政によって温かい給食を食べられる生徒と、そうでない生徒がいるのは不公平な感じはしますが、大東市の生徒が温かい給食を食べられるのはいいことですし、成功事例とされることは嬉しいですね。
「スチームオーブン」1台400万円を償却できるようしっかり活躍してください!
(ぺっこ)